漫画のメモ帳

早口で漫画について話すブログ

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

封神演義/藤崎竜(第2部【全23巻完結済】) 哪吒・楊戩きた!仲間をおちょくっているときが一番太公望らしい

今更語る封神演義第2巻。1巻感想はこちら。 この巻の目玉は哪吒・楊戩の登場。今後、哪吒は切り込み隊長として、楊戩は右腕参謀として、その最後まで太公望を支える。行動を共にするのはもう少し後になってからだが、やはり仲間と一緒にいるのはいい。太公…

雁須磨子/こくごの時間(単巻【完結】) 多感な時期に同じ物語を共有すること

…そうだ 新幹線だ 18で のぞみで 窓の向こうがヒュンヒュンとこえて行くのを見た時に はじめて具体的にそれがわかったような気がしたんだったな 「…不来方の お城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心」 ……キレイだな キレイな言葉だな (こくごの時間.1…

乙嫁語り/森薫(7巻【以下続刊】) 主人公の容姿さながらのサラッとした章

19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺の地域を舞台に、「乙嫁」をキーワードに、厳しい自然の中に生きる人々の生活と文化、時に人間の愚行を織り交ぜた物語を緻密で丁寧な画で描く。(Wikipedia「乙嫁語り」より) 「中央アジア、カスピ海周辺」が舞台とい…

封神演義/藤崎竜(第1部【全23巻完結済】) 封神演義が大好きです

一番好き 初めてはまりにはまった漫画が封神演義だった。大好きな漫画は他にもたくさんあるけれど「一番好きな漫画は?」と問われると、やはり初めて大好きになったこの漫画に帰ってきてしまう。思い出補正もあるのかもしれないが、それでもやっぱり面白い。…

森山中教習所/真造圭伍(単巻【完結】) 車、友達、夏。完璧な友情のお話。

一生会えないけれど 大切な友人がいたりする。そういう部分を 表現したかったのかもしれないです。(著者のあとがきより) ザカザカとした線で描かれた瞳に光のない登場人物たち、なんとなくユルめのテンション。はじめは「単館系のちょっとオシャレな雰囲気…

ダンジョン飯/九井諒子(1巻~【以下続刊】) ファンタジー設定への鋭いツッコミ

ファンタジー系のRPGをやっていると「すっかりお約束の出来事だからあまり気にしないが、よくよく現実に即して考えるとおかしなこと」というのが結構ある。 ・他人の家を漁って金やアイテムを入手 ・冬山でも腹丸出し、砂漠でもファーコート ・HP尽きたらダ…

今月新たに読んだ漫画【2015年1月】

各項目ごとに、よかった順にざっくり並べて。 【完結】 ・砂時計 1~10/芦原妃名子 ・ハニバニ! 1~2/いくえみ綾 ・坂道のアポロン 10/小玉ユキ 【単巻】 ・ソウルフラワートレイン/ロビン西 ・芦原妃名子傑作選集1~2/芦原妃名子 ・友だちの話/山川あいじ,…